ぶどういろのそら

キミへの想い以外はすべてたわごとみたいな。。。

*雑感(ホットロードについて)

 映画【ホットロード】を観たよーって話なのだけど タイトルに雑感と入れてみたものの雑感さえもないただの雑談になりそうなので ホットロードの話を期待してきた方は回れ右でお願いします。。。(ぺこり)


雑談その1は
お盆に東京から義姉(おっとの姉。わたしと同じ年)が帰って来た時に『ホットロードといえば たけし(おっとの弟。わたしと義姉より9才下)に知らん間に古本屋に売られてちょう怒った事を思い出した』という話をしていた。
それに対して 『いつまでそんなこと覚えとるーん。』っと言いつつ 『でもおれもホットロードと聞いた時にやべー。っとその時のことを思い出したけどね』とたけしも言ってて みんなで笑った。
『しかもたった何十円くらいしかならんかったんなら持って帰ってこいよー!ってまた腹たったんやった』と義姉は笑いながらもその時の怒りが再燃してそうでもあった 笑
たけしの言い訳としては もう何年も読まれてないのに置いてあったから もういらないんだろうと思って売ってしまったらしい。
つまりは わたしらどんぴしゃ世代には神とあがめられたようなものでも たけし世代には全部で何十円の価値しかないくらいのもの。と言ったら乱暴すぎるけど 確かにたけし世代ではあんなヤンキーがもう絶滅してた気がする。(テキトー)
一体 古本屋ではいくらで売られたんだろう。。。。

雑談その2は
わたしが高校生の頃 同じクラスに和希(ホットロードの主人公)にそっくりなかわいいコがいた話。
顔がほんとにそっくりで 今で言うなら塩顔系??(塩顔の定義がよくわからない) 本人もホットロードが好きで和希が好きで意識してちゃんと和希と同じ髪型をしていたので ますますそっくり。
あの時代に映画化されてたら そのコが選ばれてたかも。なーんて。
そのコはとってもマジメで頭がよくて 大学もイイところに行って ミス○○○(市の名前がついたもの)になったとこまでは知ってる。大きなくくりとしては仲良しだったけど もっとこじんまりたしたGは別だったので クラスが離れたら話す機会が減ったため。
そのコも観たのかなー、映画。
そいえば いくつになったんだろう。。。と考えそうになったけど同級生だった!(バカ1)

雑談その3
ほんとにどーでもいい話。
義母というか わが家も含めて一族【あまちゃん】が好きで 毎朝楽しみに見ていた。
そのうち義母が能年ちゃんがうちのむすめに似てる!あまちゃん見るたびに アキをむすめとダブらせて見てる!と言い出した(バババカ)
そしたら 確かに似てるー!と義姉も言い始めた(オババカ)
さらに えぇー似てないよー!!と言っていたたけしまで そんな気がしてきた!段々むすめに見え始めた!と言い始めた(オジバカ)
まぁ むすめ自身はそんなに可愛くないよーと謙遜でもなく否定してたけど わたしもまるで謙遜ではなく大きくこころで否定していた。
親バカではないわたし。
だけど しばらくしておっとは『なんかわかる気がしてきた!』とバカな事を言い始めた。『ぼーーっとしてるとこが似てる』と本人にとってぜんぜんうれしくないことを言い出して むすめに『なんそれー 失礼なー』と笑われていた(ただのバカ)

どうでもいい雑談を長々としたことで もうここまで読んでる方はいないだろうということで 本題へ。

わたしの【ホットロード】を観た後の第一の感想が『あれ?こんな話だったっけ?』

そもそも映画もむすめが観たいからって付き添いで行ったに近くて 好きなマンガほど実写化って気が進まないもの。

ただ 原作を読んでから時間が経ちすぎていて ほぼ原作を忘れていると思われたので もう予習?復習?とか予備知識とかなんも入れずに映画館へ向かった。

なので まず始まってすぐに
え?舞台は山口じゃなかった?え?山口弁じゃないの?
はてなだらけになったところで
『きょこや。。。それ 瞬きもせずや!』
と おばあちゃんの知恵袋が教えてくれてはないけど 紡木さんの別のマンガとすでに記憶が混同していた。

そして
ハルヤマに忘れられないおんながいるという話になった時に ふわっと漫画のあるシーンがわたしの脳内に出てきたのだけど それについてそれ以上 映画の中で詳細に語られる事がなかったので これももしかしたらぜんぜん違う漫画の1シーンなのかも。
わたしの記憶 どうなっとるんやいやい。

和希の母親役が木村佳乃さんで わ!ヒガシの奥さんや!と わたしの中のじゃにおたの本能がむくむくと。
たまたまヒガシがプレゾン観劇の時にあたって生ヒガシを今月アタマに見ていたのもあって ヒガシがダンナさんってどんな生活なんだろうなーと あれやこれや想像と妄想が繰り広げられようとして 慌てて遮断。

木村さん演じる母親は 高校時代からお互い好き合っている鈴木くん(鈴木くんも別の人と結婚していて離婚協議中)とは何かの理由で結ばれる事が出来なくて たいして好きでもない人(和希の父親)と結婚することになったというドラマやマンガにありがちな設定。
むすめは 後で『あのお母さん ほんと最悪やねー』と何かの話からかそう言っていて きっと当時のわたしも圧倒的に母親を悪者にしていただろうなぁと。
でも ここまで年を重ねてしまうと 恋に溺れがちないわゆる恋愛脳なおんなはいくらでもいるし うっかりジャニなんかにハマって うっかり同じCDを特典が違うからって何枚も買ったり 会いに行くために全国を飛びまくることになったりする(わたしや!わたしやそれ!)人とも全く違うとも言い切れないな(ウチの場合 むすめと飛ぶことも多いし むすめももう親が恋しいばかりの年でもないので やっぱり違うか)とか 母親をかばうわけではないにしても一方的に悪者に仕立てられなくなってしまうところがある。

恋愛に溺れていたというか
悪いのは全て周りのせい。そういう自分中心で自分勝手な思い込みと 鈴木くんと結ばれたかったのに何かの誰かのせいで結ばれなかった可哀想なじぶん。という悲劇のヒロイン気取り。
鈴木くんと結婚さえ出来てたら。って全てがそこに支配されてるような。それゆえ 鈴木くんに全力でしがみついてるような。
まるでオトナになりきれてない。
そして そんなおんなの部分が色濃く出ちゃってる母親なんて思春期の多感な年頃のコがいちばん嫌悪するもの。

原作の母親も記憶にないけれど 木村さんはイメージに合ってたなぁ。
記憶にないのにイメージもなんも。とツッコミはなしで。
でも ガラスで作られたはーとを持ってそうとか折れそうに細い感じとか 庇護欲かきたてられるところとか不安定感とかさすが。
ご本人はそんなじゃなさそうなのに。

鈴木くん役は小澤さんで 原作の鈴木くんはまるでまるで記憶にないので もはや誰が演じようと見た目的には大丈夫だといえど 紡木作品には永遠に出てこなさそうな濃度のお顔立ちがちょっと違うな。いや クリステルに謝りたいほどだいぶ違うな感がね。
もうほんとに見た目だけの問題。

んー
でも あの木村さんの母親を支えることが出来そうと言う点からしたらぴったりなのかも。



それにしても あの頃 オトナな感じがしていたハルヤマはなんと16才で おじさんとは言わないまでもだいぶオトナだと思っていたトオルさんでも二十歳。
和希なんて14才の中学2年生。
14と16なんてほんの子どものかわいい恋愛だったんだーと思ってしまうくらい年を取ってしまった。
でも映画では 和希もハルヤマも二十歳越えてる人が演じてたからか わたしが当時受けとっていた感覚とあまり違わなくて 子ども子どもーな感じが少なくて だけどちゃんと危うさや脆さは残っていてよかった。


のぼりさかさんだと思ってたら とさかさんだった登坂さん演じるハルヤマは わたしの中のハルヤマと違うよなーと これは義姉とも話していて それぞれのハルヤマ像があるけど わたしのハルヤマはもっと見た目がひょろんというかぺらんというか線が細いイメージ。
何せ中身はずっぽり忘れてしまっているので あくまでも見た目的問題だけ。
中身をずっぽり忘れてるのがよかったのか?
悪くなかったよーハルヤマ!(だいぶ上から)

和希はやっぱり あの髪型でやってほしかったなーと。
同級生に実写版和希みたいなコがいたせいで 見た目的にはハードルが上がったけど 紡木さんのご指名とかで それも納得。
黒目が大きくて 吸い込まれそうなくらいキレイな目なんだけど 黒目が漆黒の闇みたいでもあって寂しげに見える。
ただ 番宣は出ない方がいいよー。
能年ちゃん見てるのドキドキハラハラするので やっぱりはじめは和希を見てもハラハラしちゃったもん 笑
すぐにハラハラしなくなったのは北島マヤ並にバラエティの能年ちゃんとは別人だったから。
女優さんってこわいね。


能年ちゃんって スクリーンで見るとさらにさらに圧倒的美少女で それでいてナゼかふつーにその辺にいそうな感じもあって そういう部分が見えたのかな。
たまーに 一瞬。0.000001秒くらいむすめに見えた時が何度かあって。

うぇぇぇー
わたしもついに親バカの仲間入りかぁぁぁと。


それだけでなく バカ一族決定や(すん)








つづきます(え。